平成時代。
デパートの屋上からは遊具が消えましたが、大型スーパーやショッピングセンターの一角には大抵、子供向けのゲーセンがありました。
そんな中、小学生の間で人気だったのはコレ!
男の子用「ムシキング」
女の子用「オシャレ魔女♥ラブandベリー」
まずは「甲虫王者ムシキング」から。
少年ポポが相棒のカブトムシ「ムシキング」と悪い森の妖精アダーが改造して作った赤い目の外国甲虫を倒すバトルゲームです。
制作はSEGA。
ゲーセンのゲーム機にお金を入れると最初にカードが飛び出し、メニュー画面に移ります。
「ひとりであそぶ」を選ぶと、メインストーリーで改造甲虫と戦うことになります。
「ともだちとたたかう」をチョイスすると、友だちとの対戦プレイになります。
バトルとカードコレクションの二度美味しいゲームでした。
二回目以降はコレクションしたカードをスキャンするとカードに書かれた必殺技が使えました。
続いて「オシャレ魔女♥ラブandベリー」ですね。
こちらはムシキングの女子用としてSEGAが開発した物で、筐体自体はムシキングのものとほぼ同じで、
こちらはお金を入れると出てくるカードが「オシャレまほうカード」が飛び出します。
次に「ラブ」「ベリー」「ミーシャ」のキャラクターの中から好きなキャラを選択。
選んだキャラのヘアスタイル、服、靴を選んでオシャレ度を競います。
着せ替えは制限時間内に何度でもできます。
そのあと、ダンスバトルに移行。
歌のリズムに合わせてボタンを押してダンスさせます。
そしてファッションアイテムのコーディネート能力とダンス能力で点数がつくというものでした。
この「オシャレ魔女♥ラブandベリー」ですが、お金の無駄って娘にやらせなかったら、娘が高校生になったとき、「友だちはみんなやってるのに、アタシだけさせてもらえなかった!」って恨まれた、恨まれた!
この手の子供向けのゲームって、思春期の親子関係に影響しますよ。
禁止すると反抗期が面倒くさいことになります。
お子さんのいらっしゃる方は気をつけて!