とある方から頂いた戦前の絵葉書は前回で終了。
今回からは青函連絡船の絵葉書をメルカリで購入したときに付いてきた青函トンネルの絵葉書をご紹介しましょう。
青函トンネルは昭和の終わり1988(昭和63)年に開業しました。
この絵葉書は恐らく平成初頭に発売されたものと思われます。
パッケージの表は青函トンネルに突入する快速客車列車「海峡」です。
青森と函館を2時間で結び、東北新幹線が八戸まで開通する2002年まで運行していました。
パッケージの裏は廃止された青函連絡船の在りし日の姿。
黄色が八甲田丸で臙脂色が羊蹄丸ですね。
中の絵葉書は今回は最初の一枚だけお目にかけましょう。
湯の里トンネルを抜けた特急はつかり号です。
東北新幹線がなかった頃のはつかり号は上野と青森を東北本線経由で8時間半かけて結ぶ長距離特急でした。
東北本線経由で6往復運行されました。
それ以外に1往復だけ常磐線回りのがいて、そっちはみちのく号。
食堂車とグリーン車を備えた堂々たる編成で、青函連絡船連絡列車でもありました。
583系の編成と485系の編成がありました。
(583系の編成)
(485系の編成)
1982年6月23日に東北新幹線大宮ー盛岡が開通すると、同じ年の11月15日に運行区間を盛岡ー青森に大幅短縮され、食堂車廃止。
編成も短くなりました。
青函トンネルが開通すると2往復だけ函館行きになりました。