2019年に日本最後のブリキのおもちゃの工房である三幸製作所が廃業しました。
これによりブリキのおもちゃの新作はほぼ中国製かチェコ製となりました。
三幸製作所のブリキのおもちゃは今、市場に出ているものが最後の製品です。
そのせいでプレミアがついてどんどん高くなっています。
そのせいでしょうか?
その昔、駄菓子屋で売っていた駄玩具の豆自動車のセットも一袋百円程度だったものにプレミアがついて千円ぐらいになってます。
そんな中、Yahoo!ショッピングで奇跡的に三百円で売っている個体があったので買ってみました。
Tポイントが使えたので、実質的にタダで入手。
一台一台の大きさはグリコのおまけぐらいです。
実際にグリコのおまけと間違えてヤフオクなどに出している方もいらっしゃいます。
ブリキの車体は印刷されたブリキ片をプレスしたもの。
昭和30年代のチープなブリキ外車セダン同様色遣いは派手ですね。
カリフォルニア州警察風パトカーやタクシーの姿も見られます。
車輪はタイヤと車軸が一体化してダンベル状に整形されたプラスチックが嵌め込まれています。
全部で10台入ってます。
細長い袋を閉じている厚紙のタグ、よく見るとデザインが1960年代風で、茶色く日焼けしてます。
もしかしたら、平成時代製造ではなく、昭和駄玩具のデッドストックだった可能性があります。
包装が昔のままなので開封せずにこのまま保存しておくつもりです。